データを引用する(VLOOKUP関数)

Excelで3大便利な関数の内の1つが、このVLOOKUP関数になります。

基本的な用途:データを引用する

上記では、C2はH・I列からデータを引用する形で58という数字を表示しています。

それを実現するのがVLOOKUP関数です。

VLOOKUP(検索値,範囲,列番号,検索条件)

  • 検索値……検索するキーワードのこと。上記では「B2」と書くことで、「B2セルと同じ文言」という条件になります。
  • 範囲 ……どこから引用したいか。上記では「H2:I9」と書くことで、上図の赤枠範囲(H2からI9まで)から引用してきます。
  • 列番号……赤枠範囲の内、何列目のデータを引用するか。ここでは2列目の数字を表示させたかったので、「2」と表示しています。
  • 検索条件……TRUEかFALSEのどちらかを入力します。省略することもできますが、その場合はTRUEとして扱われます。基本的にFALSEと入力してください。

検索値はセルでも文言でもOK

上記は検索値をキーワードで入力した場合です。

セルであれば「A1」「B2」のように入力します。

キーワードで入力する時は「”田中”」「”佐藤”」のように、「”」をキーワードの前後につけてください。

これを付けないと文字と認識しないため、エラーになります。

範囲は「$」をつけると便利

上記は$マークをつけたバージョンの記載になります。

この$マークは「H2」のセルの場合なら、「$H$2」のように行列の各々に付けてください。

この$マーク、セルの参照位置を固定してくれる効果があります。

試しにC2セルをコピーして、C3セルに貼り付けた場合を比較してみました。

$マークを付けた場合は固定されているのに対し、付けない場合はC2→C3へセルが下に1つズレたことに連動して、参照位置も1つ下にズレたことが分かると思います。

コピペで他の人の分を埋めていくつもりならば、$マークを付けた方が圧倒的に便利と言えます。

範囲は列で指定することもできる

上記は範囲部分を列で指定しています。

「H2:I9」→「H:I」

で記載することが可能です。さらに$マークを付けて固定しています。

列で指定すると何が便利なのでしょうか?

引用元のデータの数が増えたり減ったりしても、関数を書き換えなくて良い点がメリットです。

例えば上記では8名までのデータですが、次回は5名だったり、さらにその次は10名に増えたり、数が一定でないかもしれません。

列ごと指定してしまえば、増えても減っても関係なく参照することができます。

検索条件は忘れずにFALSEと入力すること

検索条件の意味は以下のようになります。

  • TRUE  ……あいまい検索。Excelさんが”似ている”と判断したら一致と見なしてデータを引用します。
  • FALSE ……完全一致。文言が完全一致した場合にデータを引用します。

ちなみに、TRUE検索の場合、どのようなロジックで一致と見なしているかはかなり謎です。

試しに先の例で、検索条件を省略(TRUE)で行ってみると、見事に「黒川」のデータを引用してきました。

これが原因で帳票の作成にミスが発生することもあるので気を付けてください。

検索条件はFALSEと入力することを忘れずに!

まとめ

VLOOKUP関数は最初にも述べたように、3大便利関数と言えるくらい、とても便利な関数になります。

使えることで、用途の幅が非常に広がりますので、ぜひマスターするようにしてください。