AccessをNASなどの共有フォルダに設置して、バッチファイルで自動処理をする時、なぜか上手くいかない時があります。
NASに設置していることが原因の場合があるので、そういった時の対処法を記載します。
原因はセキュリティが厳しいから
手動でマクロを動かすときちんと動くのに、バッチファイルで自動で動かそうとすると動きません。
そんな時、ファイルを開くとき、セキュリティ警告がでていませんか?
手動で解除してから、処理していると思いますが、自然すぎて解除したことを忘れがちです。
自動で動かすには、警告を出さないように設定をする必要があります。
解決策は「信頼できる場所」を設定する

設定方法を以下、記載します。
「ファイル」→「オプション」→「セキュリティセンター」→「セキュリティセンターの設定」

→「信頼できる場所」→「新しい場所の追加」→パス欄にNASのアドレスを追加→「この場所のサブフォルダーも信頼する」にチェックを入れる


これで設定は完了です。
つまるところ、この方法は「この場所は信頼できるからセキュリティチェックしなくていいよ」という設定です。
自動で動くようになりますが、セキュリティが働かなくなる点は注意が必要です。
自社だけで使う環境など、セキュリティの安全が確実なパスだけを利用するようにしてください。